働き方 起業

起業前に見極めた方が良い自分の得意なタイプの仕事と苦手なタイプの仕事

私自身が会社を辞めて起業し、かつコワーキングスペースというサービスを提供していると同じようにサラリーマンを辞めて起業した人に出会う機会が多くなります。起業をして順調に利益を出している人もいれば、うまくいかずにサラリーマンに戻る人もいます。

起業前には、起業の成功のポイントは、仕事内容によると思っていましたが、最近は得意なタイプの仕事と苦手なタイプの仕事を見極めができているかどうかが大きなポイントではないかと思っています。

余談ですが、成功か失敗という表現はできるだけ使いたくないと思っています。起業ということについては、断面的な結果というのがあまり意味がないと思っています。

サラリーマンとして順調だった人ほど見極めきれていない仕事のタイプ別の得手・不得手

サラリーマンとして順調に会社で出世してきた人ほど、自分自身の得手・不得手な仕事のタイプをきちんと見極めれていないのではないかと感じています。

起業をして苦労をしているケースの例として、トップセールスマンが新規ビジネスに取り組んでうまくいかないということがあります。トップセールスマンは、売るのが得意なわけであって、新規のアイデアをビジネスにしていくということが得意とは限らないわけです。

一見、当たり前に感じる例かもしれませんが、意外と自分の得意分野と起業で取り組んでいる仕事内容がミスマッチということは少なくないように思います。

そこで、仕事のタイプを5つのタイプに整理してみました。

ここで書く仕事のタイプというのは営業とか企画という職種的なことではなく、もっと根本的な仕事のタイプです。

ゼロからイチを作る仕事 - 新規アイデアを考える

既存にはないアイデアを考え、形にしていく仕事です。会社組織では、「企画」などにあたる仕事です。起業というと、ついこのタイプの仕事を想像しがちですが、一番難易度が高いと思います。

なぜ、難易度が高いかというと、このあとに説明するすべての仕事をセットにしないとお金になりにくいからです。

新規アイデア、ビジネスを形にしていく仕事

また、アイデアを考えるということと形にするということは近い仕事に思いますが、正反対の仕事です。

新規のアイデアを形にしていくというのはどういうことかというと、お金を作る方法を考えるということです。分野によって取り組む内容は異なってくると思いますが、製品化、商品プラン、運用フローなどを考えていくということです。

会社組織では、この点の役割をする部署は「企画」であったり「営業」のような実務部隊だったりすことがあります。論理的に考えていく必要とともに、会社組織の場合には他部門との調整なども仕事になってきます。

形になったものを広げていく仕事

売れるようになったものを広げていく仕事です。「営業」であったり「広報」のような仕事です。

起業においては既存のビジネスをするということになります。典型的な形で言えば、フランチャイズのようなものであったり、士業などもこの仕事にあたるともいえます。

マイナスを減らすための仕事

ここまで説明してきた3つの仕事を攻めの仕事というならこれは守りの仕事です。会社においては「品質管理」であったり「カスタマーサポート」のような仕事です。

あらゆる仕事において必要なことではありますが、起業家となるタイプの人間にとっては苦手なことが多いです。ここをきちんと押さえないと売上は増えたけど、マイナスも増えたということになりかねません。

現状を維持する、ロスをなくすための仕事

例えば「経理」や「総務」のような仕事です。必ず必要なことですが、会社組織においては裏方的な面もあり、例にあげたトップセールスマンのようなタイプの人にとっては見えていないケースも少なくありません。

起業においては必ず必要となる仕事であり、起業家が一番嫌がっている仕事ではないかと思います。

会社組織においては、一部の仕事しかしていないケースが多い

上記の5つの仕事は、あらゆる仕事に大なり小なり発生します。

会社組織においては、直接的な部下であったり、会社の間接部門が担ってくれている仕事が多くあります。

よく会社の社長は毎日何もしていないなんて愚痴をサラリーマンがしていますが、社長には社長の仕事があり、従業員とは違う仕事をしているケースが多くあります。

起業したばかりですと、当然、従業員もいないのですべてを一人でしないといけません。会社で優秀であっても起業をして成果をあげれるかどうかということは別です。

得意な仕事がメインとなることから始めること、苦手なことは人に任すことも考えないといけない

冒頭に書いた例のようにトップセールスマンであれば、売ることが得意なので、新規アイデアを軸にした起業よりも代理店などの方が良いのではないかと思います。

将来的に実現したいこと、やりたいことはあるかもしれませんが、まずは確実にものにできるものに取り組んだ方が良いと思います。

また、苦手なことは専門家などに外注に出すことも考えた方が良いのではないかと思います。

 

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