7月21日の読売新聞の東京オリンピック特集で資金のない学生選手と小口スポンサーのマッチングサービスとして「Find-FC」というサービスが紹介されました。このサービスはもともと当社でリリースしたもので、「ビジコン大阪」というビジネスコンテストでもファイナルまで残ったアイデアです。
現在は、さらにこのサービスを拡げることができる会社に営業譲渡をしているサービスですが、自分の作ったものがたくさんの人に利用してもらえるということは嬉しいものです。活動資金に困っているアスリートもアスリートを支援したいと思う企業、個人の人にはぜひとも活用していただきたいです。
今回は、このサービスを作っていたときに感じていた活動資金に困っているアスリートはホームページを収益サービスとして捉えることで解消できることがあるのではないかという話を書きたいと思います。
目次
無名アスリート、マイナースポーツのアスリートがホームページを収益化する方法
いまどき、ホームページを持たないアスリートというのはほとんどいません。ですが、そのホームページをきちんと活用できているかと言えば、そんなことはありません。
ほとんどのアスリートのホームページは日記か日記に近いような試合結果、そしてスポンサーのお願いというような内容になっています。
有名人、有名アスリートのブログは日記でも構わないが、無名アスリートの日記は誰も読まない
このことは本当に重要で当たり前のことなのですが、そのことに気づいている人は少ないという印象です。日記を読んでくれるのはファンだけです。ですのでファンがたくさんいる人は日記でもアクセス数が稼げます。ですが、ファンの少ない人の日記には誰も興味がありません。
また、ホームページ自体も友人や知り合いが手弁当で作ったものとなっていて、ホームページで収益を上げるということを考えていない作りになっています。
ホームページで収益をあげるということはどういうことか?
そもそもホームページで収益を上げるということはどういうことかということを簡単に説明をします。簡単に言えば広告掲載となります。その広告には3つのタイプがあります。
自動で配信される広告(Google adsence)
もっとも簡単な方法としてGoogle adsenceという広告を貼るという方法があります。このページ内にも広告があると思いますが、その広告がgoogle adsence です。これはクリックをしてもらえるといくらかの収入になります。いくらの収入になるのかということは広告によりますが、1円~数千円までさまざまです。収入の高い安いは記事の内容やホームページを見ている人の嗜好によるので自分でコントロールすることはできませんが、平均すると、1回ページを見てもらうごと(1PVごと)に0.1円~1円ぐらいになります。
つまり、たくさんホームページを見てもらえるほど収益があがる仕組みです。
紹介した商品を購入してもらうアフィリエイト
2つ目の方法としては紹介した商品を購入してもらってその売り上げの一部を報酬としていただくことのできるアフィリエイトです。
下記は適当に「トレーニングシューズ」という検索をした結果ですが、下記のトレーニングシューズを紹介して、下記に表示している「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」からこのトレーニングシューズを買ってもらえれば、売り上げの1%~3%ぐらいが手元に入ってくるという方法です。
ですので、効果のあった道具類などを紹介して、それを購入してもらえれば収入になります。
広告バナーを貼ることによる収入(スポンサー)
3つ目も広告になりますが、アスリートのホームページに広告バナーを貼ることでプラスになると考えた企業による広告です。アクセスの多いホームページであれば、そのホームページに関連する商品を扱っている企業であればぜひとも広告を貼りたいと考えています。いわゆるスポンサーと同じですが、実利をきちんと見た形での広告費設定がされるケースが多いです。この収入はアクセス数によりますが、月間数千円~数万円です。
収益を上げるにはアクセス数が必要、アクセスを増やすためにアスリートならではのノウハウを提供していく
収益を上げる考え方はお分かりいただけたと思います。(具体的な方法についてはここでは書きません。)では、どうしたらよいのかというとホームページのアクセス数を増やすということです。
ホームページのアクセスを増やすためには、実際にアスリートを知っているファンだけではなく、できるだけたくさんの人に見てもらう必要があります。どうすれば良いのかというとアスリートだからこそ発信できるノウハウを提供していくということです。
野球選手であれば、「カーブの投げ方」とか、陸上選手であれば「速く走る方法」とかを記事として挙げていくということです。YouTubeなどを使って動画とともに上げるとより効果的です。
これから競技を始めようとしている人やうまくなろうとしている人に対して、アスリートの持つノウハウを提供していくということです。こうなってくると野球やサッカーのようなメジャースポーツよりも少しマイナーだけど競技人口が多い、アマチュアは多いというスポーツの方が有利かもしれません。
結果として、アクセスが増えれば収入が増えます。また、コーチのような依頼を受けることもあるかもしれません。
このあたりが昔から発展しているのはゴルフだと思います。ゴルフは下記のような本が多数ありますが、これと同じことをホームページですれば良いということです。
どんなことを書けばよいのかわからなければ、他のスポーツでも構わないので上記のような本をブックオフにでも行って108円で何冊か読んでみるとよいと思います。
実際に、このような形で収益をあげているアスリートがどれくらいいるかわかりませんが、仮説ではないです。アスリート以外でこのような方法で収益を上げている人はたくさんいるからです。(というより私自身もそうです。)もし、具体的なアドバイスをもらいたいという場合には、お問合せいただければ可能な範囲で支援もさせていただきます。また、Find-FCへの紹介もさせていただきますので、お問合せからお気軽にお問合せください。