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ホームページのアクセスを上げるには更新が一番だけど日記はムダ

Umidassでは、WEBに関する相談を受けているので、さまざまな相談を受けます。その中でもやっぱり一番多いのはホームページのアクセスを増やしたいということです。

ホームページのアクセスを上げるには更新が一番だけど日記はムダ

会社やお店のホームページの場合、事業内容として書けることって多くの場合、限られています。オーソドックスには、「トップページ」「サービス内容」「価格」「アクセス」に加えて「店主のこだわり」とかが固定されたページとして用意していて、それに加えてブログや新着情報があるというのがオーソドックスな感じですね。

固定されているメニューページのSEO対策には限界がある

「トップページ」「サービス内容」「価格」「アクセス」といったメニューページを改善してSEO対策いわゆる検索エンジン対策をすると言っても、限界があります。見た目だけでホームページの制作会社を選んでしまった人のホームページでよくあるケースとして、

  • ページのほとんどが画像で作られていて、見た目はいいけどテキストはほとんどない
  • HTMLの基本としてのmetaタグや見出しタグが使われていない

ということがあります。以前に下記の記事で書いたのですが、見た目重視の制作をして、クライアントは満足したけど、実際には効果の上がらないホームページを制作する会社はいまだに多くあります。(しかも、そういう会社の方が値段が高い)

ホームページ制作会社の選び方|制作事例の見た目のきれいさに騙されてはいけない

この2点については、最低限対応をするとしても、それ以上のことってなかなかできません。特に、士業の人や病院などは競合と比べても差異を出せることってなかなか無かったりします。

アクセスを増やすには記事更新が重要だが、日記はアクセスアップにつながらない。
でも、日記をアップすることには既存顧客へのアプローチには効果がある

固定のメニューページで競合と差をつけれないとなると、ブログや事例などを更新していくことが唯一のアクセスアップの方法と言ってもいいです。(実際にはいろいろあるのですが。。)

ここで重要なことはどういった内容で更新するかということです。多くの人が無駄な労力を使っているケースとして日記をアップしているということがあります。例えば、うちで運営しているコワーキングスペースを事例にすると。

〇月×日

昨日は、台風が来て大変でしたね。Umidassは通常営業していましたが、利用者の方も早めに帰宅されましたので、20時で閉店させていただきました。

今日は、朝から天気がいいので、会員の方がすでにたくさん来られています。

今日のUmidassは、和室スペースが〇時~〇時の間、予約が入っていて利用できません。

他のスペースは空いているので、たくさんの方のご利用をお待ちしてます!

こんな感じのことを毎日書いてもアクセスアップにはほとんどつながりません。もちろんお客さまに予約状況をお伝えする等の目的で更新するのであればまったく問題ないですし、むしろ、更新をされている方が、運営状況がわかるので、利用促進につながります。

日記には検索からのアクセスを増やす効果はないが、お店やサービスの雰囲気を伝える、営業状況を伝える効果があるということです。

 

特にリピーター確保には、記事のアップとともにSNSで更新状況を伝えることでファンになってもらえるという効果を発揮します。

日記ではアクセスが増えない理由とアクセスを増やすための更新とは

なぜ、日記がダメかというと、毎日、更新しても更新されている日記を求めている人が少ないからです。自分自身がネットで検索を利用するときのことを思い出してください。

基本的には、困っていることの解決に使っているはずです

 

困っていることに対するアンサーがアクセスを増やすことに繋がる記事となる可能性が高いです。

と言って記事をQA方式のような形にする必要はありません。業種にもよると思いますが、比較的、記事を書きやすく、検索対象となりやすい形として事例集があります。

例えば、コワーキングスペースであるUmidassであれば、「社労士の勉強をする箕面市の社会人の女性が入会しました」「Umidassは自宅では集中できない豊中の在宅ワーカーの仕事場所として活用されています」といった形です。

ポイントは、事例はピンポイントにしていくことです。

「社労士の勉強をする箕面市の社会人の女性が入会しました」の場合、「箕面 勉強」と言った形で箕面で勉強する場所を探している人からのアクセスが期待できます。後者なら、「豊中 仕事場所」と言った形です。

また、記事と言ってもすべてをゼロベースで書くのではなく、下記のように地域だけを変えたものを作ることでアクセスアップが期待できます。

出てくるワードにバリエーションがあまりないからです。

トップページにたくさんの地域やサービスを書くのではなく記事として増やしていく

昔からよくある手法として、トップページの下部やサイドバーに営業エリアといったような形で地域を羅列することでたくさんの地域からのアクセスを増やすという方法がありますが、あまり効果は期待できません。

上記のようにそれぞれの地域をターゲットとした記事を作ったり、事例を作る方が良いです。

また、サービスにしても同様でUmidassの場合、「コワーキングスペース」で検索する人だけだと少ないので、「レンタルオフィス」や「自習室」「レンタルスペース」というワードに広げ、そこで広げきったら「仕事場所」「勉強できる場所」「ママ会」etcといった形で増やして行く必要があります。

事例が一通りできたり、商品紹介も限界という場合には、他のお店やサービスを利用する

事例や商品紹介をしていくと言っても、どこかで限界がきます。そうなった場合の次のステップは、地域の他のお店やサービスを紹介しつつ、自分のお店やサービスを知ってもらうという形です。

まず、シンプルに効果があるのは、同じサービスを紹介する記事を作ることです。

下記の記事はUmidassで勉強利用する人を増やしたいので作成した記事です。お店の宣伝なので同種の他店のサービスの紹介をすることは気持ち的には進まないと思いますが、こういった地域内のサービスを紹介する記事はSEOに強くなりやすく、検索をしている人からのニーズも高いのでアクセスが増えます。どうせ、自分で紹介しなくても検索している人は調べていくと思いますので、思い切って他店を紹介して、フラットに自店のオススメのポイント、他店のオススメポイントの紹介をすることをおすすめします。

別の方法として、例えばUmidassではご飯を食べる場所をいくつか紹介しています。

こうすることによって、ラーメン屋について調べている人がこの記事を読んで人がUmidassを知ってくれることになります。ただし、サイト内としてのテーマは弱まるということや、アクセスに対する反応率は落ちていくので、そのあたりはバランスを考えながらという形が良いでしょう。

と言いつつも、私もいつもネタ探しには苦労しているのですが、継続をすることでアクセスは必ず増えます。事業的に閑散期と繁忙期のある場合には、閑散期に書き溜めておくといった運用上の工夫をしたりして、できる限り更新をしてもらいたいです。

私はホームページのアクセスアップはリニューアルしたりするよりも更新が大事だと思っているので、相談をされてもコンサルティング的な感じではあまり指導はしません。ですが、記事の更新をするのは結構パワーがいるので、月に2~3回ほど、お話をお聞きして、アクセス状況を見て、記事の方向性のアドバイスをしつつ、定期的にチェックされるから記事を更新しないといけないと思ってもらうような形でのサポートはさせていただいています。

もちろん最初には、ホームページをチェックして、必要最低限のことが出来ていない場合には、その点はきっちり作り直しをさせていただいてますので、お気軽にご相談ください。

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