中小企業診断士の2次試験は出題内容を間違えないように意識する

中小企業診断士の2次試験では、試験の目的を理解することが必要だということを以前に書きました。ここで書き忘れたことが1点ありました。出題内容を間違えないようにするということです。

中小企業診断士の2次試験の各事例には出題内容が決まっている

中小企業診断士の2次試験の各事例について、漠然と事例Ⅲは生産管理、事例Ⅳは財務ぐらいの理解をしている人が実は多いのではないかと思っています。

中小企業診断士2次試験の案内の筆記試験のところに下記のように試験内容が書かれています。

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題します。
・「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」

事例Ⅰと事例Ⅱを勘違いして解答をしてしまいがち

上記を見てください。事例Ⅰは、「組織(人事)を中心とした」とあり、事例Ⅱは、「マーケティング・流通を中心とした」と書かれています。

つまり事例Ⅰでは、組織について、事例Ⅱはマーケティングについて解答が求められています。事例Ⅳについては、勘違いをするケースはほぼありませんし、事例Ⅲについても多くの年では勘違いしない問題の作りになっています。

ですが、事例Ⅰと事例Ⅱだけはどうしても間違ってしまいます。事例Ⅰでは、課題や課題に対する対策として、組織や人事面から解答をすることを求められていることを忘れてしまい、マーケティングなどの切り口で解答してしまうということをしてしまいがちです。

令和元年度の事例Ⅰの場合、設問3がトラップになっている?

令和元年度の事例Ⅰの設問3を見てみてください。

A 社は、新規事業のアイデアを収集する目的で HP を立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHP に期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100 字以内で答えよ。

すごくマーケティングについて聞かれているように感じる設問です。実際にマーケティングについて解答した人も多いと思いますし、0点にはならないと思います。ですが、事例Ⅰですので、組織につなげた解答をしたほうがよいです。例えば、営業部隊と関連づけた組織作りなどが得点が取れる解答になると思います。

ただ、実際に私はこの問題を試験会場で解いたのですが、事例Ⅰは1つ目のテストということもあり、少し混乱もあり、マーケティング的に解答をしてしまいました。最後の方でこの投稿で書いている組織がテーマであるということを思い出したのですが、記述式解答の場合、書き直しというのもままなりません。

その場でできる範囲で修正したことは覚えているのですが、どんな修正をしたのかは覚えていません。。。

ちなみに事例Ⅰは、56点でした。事例Ⅱ、Ⅲでは事例のテーマを意識して書いたこともあり、事例Ⅱは66点、事例Ⅲは77点となっていました。

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